妊娠中期

※ママの体の変化や赤ちゃんの成長には個人差があります。

5ヵ月

(16〜19週)

子宮は大人の頭くらいの大きさになり、お腹もふくらみ、妊婦らしい体つきになります。乳腺も発達するので、おっぱいが大きくなり、乳首から黄色っぽい分泌物がにじんだり、乳頭の色も濃くなってきます。つわりもおさまり、食欲が出てきます。
経産婦では妊娠17週ごろ初産婦では妊娠19〜20週頃胎動を感じます。
胎児は、骨格や筋肉が発達して体の動きも活発になり、お腹の中で口に触れた指をしゃぶるようになります。皮膚の色は赤みを帯び、皮下脂肪もつき始め、全身に産毛も生えてきます。髪の毛、まゆ毛なども生え、妊娠19週頃には
身長約25cm体重約300gになります。赤ちゃんの頭の大きさは鶏の卵くらいになりますが、頭の占める割り合いは身長の3分の1、まだ頭でっかちです。
このころからだんだんに音の区別がつくようになり、
よく聞くママの声を記憶するようになるので、赤ちゃんに話しかけてあげましょう。

6ヵ月

(20〜23週)

子宮は大人の頭よりも大きくなって、お腹がせり出してくるため、体の重心がずれ、腰痛に悩まされたりします。また足にも負担がかかるので、こむら返りが起きやすくなります。大きくなった子宮が背骨のほうにある太い血管を圧迫してくるようになるので、血圧が高くなってくる心配があります。ジーンズやきつい下着などでおなかをしめつけると一層血圧が高くなる心配があるので、おなか回りのゆったりした服装を心がけましょう。
乳腺はかなり発達して、乳首を押すと薄い黄色みを帯びた乳汁が出ることがあります。
胎児の体の発育はめざましく、身長、体重が大きくなって、赤ちゃんの体全体が超音波のモニターの画面に映るのがむずかしくなってきます。骨格や筋肉がしっかりして、動きはますます活発になり、ママは胎動をしっかりと感じるようになります。
髪の毛も多くなり、まつげやまゆ毛もはっきりしてきます。皮下脂肪も徐々についてきますが、まだやせっぽっちです。男の子、女の子の外性器は完成しているので、
超音波検査でほぼ正確に性別判定が出来るようになります。脳にはたくさんのひだが表れ、脳細胞が出来上がってきます。
妊娠23週頃には、
身長約30cm体重約650gになります。

7ヵ月

(24〜27週)

子宮底(子宮の一番上の部分)はおへその上まで届いて、おなか全体がかなり大きくなります。大きくなった子宮が胃を圧迫すると胸がつかえたような感じになって、1回に食べられる量が減るママもいます。
足のむくみや立ちくらみお腹の張りを感じるようになり、お腹や胸などに妊娠線が出来る人もいます。妊娠線は産後は赤みが薄くなるものの、完全には消えません。一気に太ると妊娠線ができやすいので、注意しましょう。
胎児は、妊娠27週頃で
身長約35cm体重約1000〜1200gになります。まぶたや鼻の穴が完成し、顔立ちがハッキリしてきますが、まだシワだらけです。脳も発達して、体全体の機能や動きをコントロールできるようになり、自分でクルクルと向きを変えられるようになります。敏感に光の明暗を感じるようにもなり、ママの脳で分泌されるホルモンの影響で、おなかの中の赤ちゃんも昼夜の区別がついてきます。聴覚もさらに発達し、ママの声や外の音も聞こえています。味覚も発達して苦味や甘味の区別がつくようになります。