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「呼吸」
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ママのお腹の中にいたときは、へその緒を通じて、ママの胎盤から酸素の多い血液をもらっていましたが、生まれたとたんに自分の力で呼吸しなければいけません。その最初の呼吸がオギャーと泣いた産声です。産声があがれば、無事に第一関門は通過です。
生まれてしばらくの間は、鼻からしか呼吸ができません。口からも呼吸できるようになるのは、生後6ヵ月を過ぎるころからです。 |
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「泣く」
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赤ちゃんは、泣くことでしかいろんなことを訴える方法がありません。
お腹がすいたり、おむつがぬれて不快だったり、理由がなくても泣くこともあります。
お腹もいっぱい、おむつもぬれていないとき、抱っこしたら泣き止むことが多いです。どうして泣いているのかわからないというのは、ほんの短い期間なので、抱っこできるなら抱っこしてあげましょう。 |
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「体温」
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お腹の中では37度前後の羊水で守られています。生まれた直後は体温を調節する機能が十分に働かないので、新生児室は25〜26度に保温されています。
生後3ヵ月くらいまでは、体温は気温に左右されやすく、夏は高めに、冬は低めになりやすいので、室温に気をつけましょう。 |
 
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「原始反射」 |
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生まれたばかりの赤ちゃんの脳はまだ成熟していないので、脳のコントロールを受けない反射的な動きがいくつか見られます。
脳が発達してくる生後2〜3ヵ月になると、自然に消えていきます。
モロー反射:大きな音がしたりするとびっくりしたように両手を大きく広げてから、胸を抱きかかえるようなしぐさ。
きゅうてつ反射:唇の近くに触れると、吸いつく。
把握反射:手のひらや足の裏を指で軽く押すと握ろうとする。 |
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「体つき」
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予定日の頃生まれた赤ちゃんは、平均すると、身長50cm前後、体重は3000〜3100gくらいですが、個人差があります。
また、胸囲が32cm前後で、頭囲が33cmくらいの頭でっかちです。頭の長さも身長の4分の1を占めますが、大きくなってくるにつれてバランスがとれてきて、1歳で頭囲と胸囲がほぼ同じになります。
生まれた直後は、上手に母乳やミルクを飲めないうちから、汗をかいたり胎便を出したり、呼吸をしたりとエネルギーが消費されるので、体重が減ります(生理的体重減少)。3〜4日後、母乳やミルクを上手に飲めるようになるころから徐々に増えていきます。 |
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「新生児黄疸」 |
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生まれてから2〜3日すると、赤ちゃんの皮膚が黄色っぽくなることが多く、これを「新生児黄疸」と言います。お腹の中にいるときは、ママの血液からもらった酸素を有効に取り込むために、血液中の赤血球の割合が多かったのですが、出生後自分で呼吸するようになると、赤血球は少なくてすむので、余分な赤血球は破壊されビリルビンとなります。しかし、赤ちゃんはそれほどたくさんのビリルビンを一度に肝臓で処理できないので、一時的に血液中にたまり、ビリルビンは黄色い色をしているので、黄疸が出てきます。
新生児黄疸は、4〜5日目に最も強くなりますが、、ほとんどは1週間から10日くらいで自然に消えます。 |
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「頭」 |
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生まれてくる時に、頭が小さくなるように頭蓋骨は少しずつ重なり合うので、その名残で頭のてっぺんに触るとペコペコする十字型のすき間があります。これを大泉門といい、1歳半頃には閉じます。
頭の形は、生まれた直後は狭い産道を通り抜ける時に圧力がかかり細長くなったりむくんだりしていますが、生後数日〜1ヵ月後には丸い形に整っていきます。
髪の生え具合は、赤ちゃんによって個人差があります。2〜3歳頃にはフサフサになるので安心を。 |
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「聴覚」 |
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耳はお腹の中にいるときから聞こえています。早い赤ちゃんでは、生後5日目ごろからママのあやす声に反応するとも言われているので、目覚めているときはやさしく話かけたり、寝かせるときに子守唄を歌ったりすることが、ママと赤ちゃんの絆を結びつけることにもなりますよ。
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「胃」 |
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生まれたばかりの頃の胃袋は大人と違い、くびれのないとっくりのような形をしているので、胃に入った母乳やミルクが逆流しやすく、げっぷをしたときや横に寝かしたときに吐いてしまうことがよくあります。しょっちゅう吐いても機嫌がよく、体重が順調に増えていれば心配いりません。 |
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「皮膚」 |
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皮膚は薄く、細菌感染などを防ぐバリアーが弱く、ちょっとした刺激でトラブルをおこします。おむつかぶれや湿疹などを防ぐために、こまめにきれいにしましょう。
へその緒は生後1〜2週間で取れますが、取れたばかりはジクジクしていてそこから細菌感染することもあるので、消毒をします。乾いたら大人と同じ浴槽に入れてもかまいません。
生まれてから何日かたつと、皮膚がボロボロむけてくる赤ちゃんもいます(新生児落屑(らくせつ))が、ひと皮むけると治まるので心配いりません。
生まれた直後はすべすべしていた顔の皮膚は、生後1〜2ヵ月頃になると、皮脂腺の働きが一時活発になるのでしだいにかさかさしてきます。 |
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「視力」 |
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視力の発達は聴力よりは遅いです。生まれたときからぼんやり見えてはいますが、視力は0.1くらいで目から30cm前後のところにピントが合っています。これは抱っこしたときにママの目が合う距離なので、抱っこして目が合ったらやさしく話しかけてあげましょう。
赤ちゃんは明るさや暗さには敏感に反応し、目覚めているときには明るいほうに顔を向けるようになります。 |
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「母乳・ミルク」 |
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生まれてからしばらくの間は、母乳やミルクで育ちます。このころは母乳に含まれている乳糖を分解する酵素は十分に分泌されていますが、ごはんなどのでんぷんを分解する酵素が少なく、たんぱく質や脂肪を分解する働きも未熟です。それらを消化できるようになる生後4〜5ヵ月ごろから離乳食をはじめます。
味覚が出てくるのは3ヵ月ごろからと言われています。
おっぱいやミルクを飲む量は、最初から個人差があり、体重1kgあたり1日に100〜150ccが一応の目安です。でも元気に飲んで寝て、泣いているのなら、順調に大きくなっていきます。 |
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「抵抗力」 |
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人間は細菌やウイルスなどの感染から身を守るために免疫をつくっていますが、生まれたばかりの赤ちゃんはまだ自分では免疫をつくれないので、胎盤を経由してママからもらって免疫が頼りです。この免疫はママがかかったことのある病気に対してしかできていませんし、しだいに減っていきます。
生後1ヵ月頃までは、できるだけ外出はさけましょう。
ママからの免疫がだんだん減り、まだ自分で免疫が少ししかつくれない生後3〜6ヵ月頃は免疫のレベルが最も低い時期なので、そのころまでは哺乳びんの消毒などは気をつけましょう。
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「睡眠」
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生後1ヵ月くらいまでは、1日に20時間前後寝ると言われています。しかし、まとめて何時間も寝ないうえにおっぱいやミルクを飲む量が少ないので、眠ったと思ったら目覚める、目覚めるとお腹がすいて泣くの繰り返しで、ママは1日中授乳に追われるような気がするかもしれません。
生後1ヵ月を過ぎるころから、1回の睡眠時間が長くなってくるとともに、おっぱいやミルクを飲む量も増えて、眠っている時間と目覚めている時間がはっきりしてくるようになります。ただ睡眠には個人差があって、よく眠る赤ちゃんもいれば、しょちゅう目覚めては泣く赤ちゃんもいます。 |
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「おしっこ・うんち」 |
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赤ちゃんはおしっこを濃くする働きが未熟で、膀胱の筋肉も発達していないので、おしっこをためておくことができず、1日に10回以上もおしっこをします。
同様に肛門の括約筋も未発達なのでうんちをためておけず、1日に何回もうんちをします。生後2〜3日はママのお腹の中で飲み込んだ羊水や腸の粘膜、分泌物がうんちとなり、暗緑色や褐色のどろどろしたうんちが出ます。(胎便)
その後は黄色いうんちが出るようになります。ときどき緑がかったうんちが出ることがありますが、これはうんちが腸内で空気に触れて酸化したもので、心配はいりません。
極端に黒かったり赤いときは血が混じっている恐れがあるし、白っぽいときは肝臓の障害などが考えられるので、医師に相談しましょう。
固さも、一般に母乳を飲んでいる赤ちゃんはゆるく、ミルクを飲んでいる赤ちゃんはかためになりますが、個人差が大きいです。 |
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